札幌モバイク(Mobike)が琴似エリアに登場!シェアサイクルの幅が広がる
モバイクのポート、塗りつぶされていました。札幌では今年はやらないんですね。 pic.twitter.com/MZtSZLUPKM
— 琴忍 (@kotonigram) 2018年4月17日
※2018年4月追記:2017年度に札幌市西区界隈でリリースされていたモバイクは2018年はやらないようです。ポートが塗りつぶされていました。
札幌モバイク(Mobike)が西区琴似エリアに登場してサービスがスタートしました!
中央区エリアにはポロクルが広まっているので、シェアサイクルの幅が広がりますね。
モバイク(Mobike)って何?
中国の北京に本社のあるシェアサイクル会社です。レンタル自転車のことですね。世界中に150箇所の都市で展開されている実績があります。
日本ではこの札幌が初導入です。
日本のモバイク社は福岡にあります。
モバイクの特徴は?
- 空気いらずの特殊タイヤ
- 他の自転車に使えないから盗難しない
- すべてに通信機入りで不正利用できない
モバイクの特徴は何と言ってもスタイリッシュでレッドオレンジ&グレーの車体ですね。モバイク社自身が開発した特殊な自転車になっており、100台以上が札幌ですぐにでも乗れる状態になっています。
空気が入っていない特殊なタイヤでできていて、市販されている自転車と互換性が無いので盗難されても採算性がない、という、よく考えたなーって思いますよね。
ウリ文句では4年間メンテナンスフリーとのこと。
車体は話題のIoT(インターネットにつながっているモノ)です。カンタンに説明すると携帯やスマホに入っている通信機器が搭載されているので、利用エリア以外にのっていくのはヤメましょう。
どのアカウントが違反行為をしているかバレバレです。
使い方:モバイクはどうやったら使えるの?
スマホアプリで登録が必要です。登録済みならスマホアプリで専用のポートに停めてあるモバイクに解錠の手続きをして、利用スタート。
すぐ乗ることができます。
解錠したポートから停めたポートまでが利用時間(料金発生)になります。
利用料金:モバイクはいくらなの?
2017年8月は無料です(クレカ登録で3000円の保証金が必要)
エリア内での利用に限り、30分50円です。
この金額(30分50円)もキャンペーン価格なのでいつから利用料金が変わるかはわかりません。
クレジットカードを登録する必要があり、使った分だけ引き落とされます。
現時点では、中央区のシェアサイクル「ポロクル」は60分108円(1回プランで比較)なので同程度ですね。
エリア:モバイクはどこで使えるの?
モバイクを札幌西区で使うためには、サービスエリア(ポートの場所)をちゃんと理解しておいたほうがいいです。
2017年8月現在のサービス可能エリアは、下記の赤い枠で囲ってあるエリアになっています。このエリアから出てしまうと高額の違反金が発生するとのことで注意です。
モバイクのサービスエリア東側(桑園駅・八軒駅)
細かくサービスエリアを東側から見ていくと、北海道大学はエリア外で、桑園駅がギリギリに入っている。
また八軒方面では八軒駅まではエリアに入っていないようだ。452号線が境になっている。
モバイクのサービスエリア(琴似・円山)
また、西区円山から琴似周辺では、農試公園および三角山、円山公園・動物園がエリア外になっている。
琴似発寒川が境界になっているので、現時点では農試公園や西税務署はサービス外になっているようだ。
その代わりJR琴似駅・地下鉄東西線琴似駅・二十四軒駅・西28丁目駅はエリア内に該当している。ヨーカドーやコルテナ、イオン琴似店、西区役所は含まれている。
また南東側は近代美術館や知事公館を、北1条通りで区切って含める形になっているようだ。植物園までは足を伸ばせないが、この周辺にはエリアが重なる形でポロクルのステーションがある。
シェアサイクルの乗り継ぎができるのはこの周辺になるわけだ。
要チェック:モバイクの注意点は?
- 中国でのアカウントはそのまま使えます
- 中国の乗り捨てサービスとは違い、駐車エリアに持っていかないとNG
- うまく駐車地点(ポート)を理解すると効率のいい移動ができるかも
実は中国でサービス展開しているモバイクは、中国でのアカウントでも使えるとのこと。料金がどうなっているのかは確認できていない。
また、中国でモバイクを使っていた人は注意したほうがいいのだが、札幌では乗り捨てではないのでしっかりとポートまで自転車を持っていこう。
ポートに停めて利用終了しないと延滞料金が延々とかかるぞ!
なのでうまく目的地に近いポートの場所を把握しておくと交通の幅がひろがるだろう。
モバイクの駐輪場(ポート)はどこにあるの?
ポートは基本的にアプリの画面で最寄のものをすぐに探すことができる。もちろんIoTなので、使える自転車があるかどうかも一目瞭然だ。
実際に現場にいくとオレンジと白で囲ってあるのがポートになる。
札幌西区でモバイクがサービス提供スタートするにあたり、自治体ではなく北海道の企業が参画しています。
そのため駐輪・サービス開始地点(=ポートといいます)は、エリア内のセイコーマートやサッポロドラッグストアーの駐車場の一部に設置されています。
セイコーマートのモバイクポート
琴忍が調査した結果(2017/9/6現在)いろんなセイコーマートやサツドラ店舗のポートで、きれいなモバイクが並んでいるのが確認できました。
地下鉄二十四軒駅から一番近いポートがこちら。
このセイコーマート二十四軒3条店のポートには他のセイコーマートより多い台数のモバイクが停まっていたので、二十四軒駅を目的地にする徒歩の人を狙っているのかな。
サッポロドラッグストアーのモバイクポート
こうしてみると、広い駐車場スペースを確保できるサツドラのほうが、常駐してあるモバイク本体の数が多そうです。
アプリ本体からも空いている車体(誰かが利用中だと地図に出ない)がどこにあるのか確認できるので、便利ですね。
まとめ
札幌に展開し始めたシェアサイクル「モバイク」。スタイリッシュですぐに街に馴染みそうですよね。
ポロクルとの連携もできそうな部分が今後広がればいいと思います。
- 札幌西区琴似中心の市街エリアでモバイクが使える
- 主にセイコマ、サツドラにポートがある(石屋製菓もあるようだが未確認)
- ポートで乗ってポートで降りるのがルール
- 料金は使った時間だけクレジットカード支払い(ただしキャンペーン期間で2017年8月は無料)
- 今後ももしかしたらエリア拡大するかも?
ポイントはこのあたりでしょうか。
モバイクの使用感などは別の記事でレポートしようと思います。